簿記1級の受験体験記

学習形態ー独学
参考書ーサクッと受かる簿記1級 テキスト、トレーニング(3週)
過去問ー簿記1級 出題パターンと解き方(6回分を3週)
その他ー簿記1級 計算と仕訳マスター

この試験は試験の範囲は広いものの問われていることはオーソドックスで難問奇問は少ないと感じた。おそらく、8割程度までは基礎的な論点だけ抑えておけば十分とれるだろう。
学習方法としては、「サクッと~」を定着することにより8割程度を取れる素地はできると思うので、テキストをざっと読んだ後にひたすらアウトプットという学習方法で良いのではないだろうか。また、個人的には商業簿記の分野で仕訳を暗記しても、数日したら忘れてしまう状態だったので、「計算と仕訳マスター」は大変有効だった。(2、3級は受験者も多いためかiPhoneのアプリがあり仕訳暗記に便利だったが。)
過去問について言えば、初めは4~5割程度しか取れずかなりモチベーションを喪失したが、商業簿記での仕訳の定着と工業簿記での解法パターンの暗記により最終的には8割程度を取れるレベルまで持っていくことができた。また、過去問には本番2ヶ月前までに取り掛かっていたので、試験レベルに何とか対応できた。

簡単な受験体験記であるが、以上で終わりとしたい。
私自身重要でない論点についてはかなり端折って勉強しており、手抜きといえば手抜きであるが、仕事があっても十分合格できる試験であることはお伝えしたい。