2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
かつて言葉は魔術でした、そして言葉は今でも魔力を秘めています。 (フロイト「精神分析入門」より)
一橋の人は誰でも存外まじめな顔を持っている。おもしろいことに誰も彼も、まじめな受験生であったのだった。ただ、もう少し世慣れていれば。
私がオプティミストであるということは、あり得ないことです。(しかし、私はペシミストでもありません。)ペシミストと違うところは、悪とかばかげたこととか無意味なことに対しても心の準備ができているという点です。なぜなら、私はこれらのものを最初から…
そうなったら僕はべんべんとした太鼓腹を抱え、顎を三重にもくびらせ、赤鼻をにゅっと突き出して、道に行き合った者がみんな僕を見て、<これこそ正(プラス)だ!これこそ真に積極的(ポジティブ)な人間だ!>と言うようにしてやろう。諸君はどう思うにせ…
本を読まないということは、そのひとが孤独でないという証拠である。 (太宰治「如是我聞」より)
でも、リーザ、また言うけどね、人間というものは、不幸のほうだけを並べたてて、幸福の方は数えようとしないものなんだ。 (ドストエフスキー「地下室の手記」より)
子供についていえば、父性的な抑圧を、母性的な昇華を求めるもので、その全能感は傷つけられ、また、満たされるものだと思う。社会の最小単位である家族のなかでの、バランスによって彼/彼女のおおよその性格は運命付けられ、それより先、引きずっていき、よ…
この哲学的客寄せ宣伝を―もともとそれはひとかどのドイツ市民の胸に慈善的な愛国心をひきおこしさえするのだが―ただしく評価するためには、またこうして青年ヘーゲル派の全運動のくだらなさと地方的な偏狭さを、つまりこれらの英雄輩がじっさいにやっている…
子供は、大抵ドンキホーテかハムレットだろう。
哲学者たちは世界を単にさまざまに解釈しただけである。問題なのは世界を変えることなのである。 (マルクス「フォイエルバッハに関するテーゼ」)
春休み中にゼミ選考があり、学部で上から数えた方が早いようなゼミに入れました。それにしてもゼミ選考ってブラックボックスですね。
「ははあ、この病気はなかなか重いが、とても医者には直せない。君は子供の時分から、あまりに不自然な肉欲に耽って、霊魂を虐げ過ぎたために、今その報いを受けているのだ。僕は君がどんな人間だかよく知っている。君は生れつき精神に欠陥があるんだ。君は…
ここ半月ほど非常に調子が悪いのですが、実際吐いたのは初めて。 精神によって吐くこともあるのか、と思ったと同時に一気に胃が縮まり痛みも感じた。