2006-09-12 'Seeing Is Believing' 徒然 渋谷Bunkamuraの「ピカソとモディリアーニの時代」に行ってきた。 ルネサンス以来の遠近法を捨て去るという近代における最大の美術革命とも言われるキュビスム(立体派)という表現方法は非常に興味深いものだった。遠近法という土台によって視点が一つに固定されることを避け、立体のありのままの姿を捉えようとした結果あのような作品が出来上がったというのは非常に逆説的。 端的にいうと、実際に目に見えるものを目に見えるまま作品化すると、実際には目に見えるようでない風に作品として出来上がるということ。