2007-12-28から1日間の記事一覧
人生は無意味な悪の連続である、これは疑う余地のない厳然たる事実だ。 (トルストイ「懺悔」より)
彼は彼の一生を思い、涙や冷笑のこみ上げるのを感じた。彼の前にあるものは唯発狂か自殺かだけだった。 (芥川龍之介「或阿呆の一生」より)
悲しみは分析的に、喜びは総合的に語られる。
年末は何か振り返るという名目で、過去の放っておいてほしいことを意識させられる。 凡そ世の中は移り変わっていく。そして忘れる。忘れられないのは意味があることだが、確かに苦痛である。
友人が発狂をする夢を見た、そんな朝は目覚めは悪くない。そして、気分は最悪だ。