2008-05-24から1日間の記事一覧

今日の言葉

いかに、人間の世が穢くっても、自分が兎に角足を著けて生きて居る大地から全く飛び離れて、御伽噺の子供のように架空的な天国へ昇ってしまったり、夢幻的な楽園へ救われていったりしようとは望まなかった。 (谷崎潤一郎「異端者の悲しみ」より)

谷崎潤一郎とか

初期の作品の西洋的な面から、後期の古典回帰まで意外と文体に幅があるにもかかわらず、彼はマゾヒストであった。

How Deep Is The Ocean

湿った夜に、けだるい空気と若干の感傷が私を浸す。それは、東京も夜だからか、確かに夏に向かって時間は私を苛んでいくからか。

セミナーとか

うちと東大の限定セミナーのお知らせがゼミから回ってきたけど、ゼミによって回ってこないところもあるようで、よく分からない。 時間もあることだから、いくつか回ってみようかとも思う。

異端者の悲しみ

精神的な危うさを理由に、傲慢であり続けたい。ただそれだけのことなんだろうが、それですべてを言い尽くしているようでもあった。