2008-01-01から1年間の記事一覧
A thing of beauty is a joy forever (From John Keats "Endymion")
存在するものは合理的である。 (ヘーゲルの言葉より)
外資系のインターンは通らなかったんで、田舎に帰って本でも読むかな。 結局対策しないと通らないし、自分って学歴の面でも経験の面でも普通の人なんだなと少し分かった。 後は、商社とリクルートとP&Gとか出してみるつもり。 実際どこに就職するのかはわか…
もう10月だ、という夢を見た私は8月のはじめにまどろんでいた。
現実の経験をひとつひとつ、煉瓦を積み重ねるみたいに大事に積み重ねていくしかないんじゃないかな。たとえば……そうだな、一生懸命恋をするとかね (村上春樹「ロールキャベツを遠く離れて」より)
叩かれてへこんでいるようでは叩かれ足りないように見えますね。
東大理系院二人、東大文系一人と同じグループで面接とか(笑)
某日系コンサルのインターンの選考に落ちたら、潔くサマーソニック行ってPerfume見る。通れば馬車馬。
僕は強い刺戟に充ちた小説を読むに堪えないほど弱い男である。強い刺戟に充ちた小説を実行する事はなおさらできない男である。僕は自分の気分が小説になりかけた刹那に驚ろいて、東京へ引き返したのである。 (夏目漱石「彼岸過迄」より)
田口は「どうも御苦労でした」と叮嚀に挨拶しただけで、ロマンチックもコスメチックもすっかり忘れてしまったという顔つきをして立ち上った。 (夏目漱石「彼岸過迄」より)
人は僕を老人みたようだと云って嘲けるだろう。もし詩に訴えてのみ世の中を渡らないのが老人なら、僕は嘲けられても満足である。けれどももし詩に涸れて乾びたのが老人なら、僕はこの品評に甘んじたくない。僕は始終詩を求めてもがいているのである。 (夏目…
「へえー、近頃は大学を卒業しても、ちょっくらちょいと口が見付からないもんですかねえ。よっぽど不景気なんだね。もっとも明治も四十何年というんだから、そのはずには違ないが」 (夏目漱石「彼岸過迄」より)
「世の中には大風に限らず随分面白い事がたくさんあるし、またあなたなんざあその面白い事にぶつかろうぶつかろうと苦労して御出なさる御様子だが、大学を卒業しちゃもう駄目ですよ。いざとなると大抵は自分の身分を思いますからね。よしんば自分でいくら身…
精神分析がここで言っていることは、プラトンが言った言葉、すなわち善人とは悪人が現実に行っていることを夢にみて満足している人間であるということ以外のなにものでもないのです。 (フロイト「精神分析入門」より)
この梅雨は夏に向かって時間が過ぎていくのをしばし忘れさせるために、雨を降らせてくれる。
エントリーをある金融機関に出したら、「会社まで来て下さい」っていうメールが来て、なんだか漠然と不安でもあるが、わけの分からぬものに飛び込む静かな興奮も感じる。
思考とは堂々巡りを常とする。
諧謔は人生への矯正の一つだろう。皮肉を言わなければならないところに彼は追い詰められ、そうすることで、何とかバランスをとって、今日もまたどことなく冷めている。
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私は夢のようにおぼろげな時間のうちに、現実を忌避していたのかもしれない。 私の目の前には、意味もなくただ時間や物や人が積み上げられているだけであって、それらの間に何かしら意味を感じるのは、きっと主観の不合理さからだっだのだろう。 逆に言えば…
「奥さん、僕は人に厭がられるために生きているんです。わざわざ人の厭がるような事を云ったりしたりするんです。そうでもしなければ苦しくってたまらないんです。生きていられないのです。僕の存在を人に認めさせる事ができないんです。僕は無能です。幾ら…
大抵は自分の影と闘っているだけで、全く一人芝居なわけです。自分でシナリオを作って悲劇を演じるのが好きなんでしょう。
彼の時間はそんなことに使用するには余りに高価すぎた。 (夏目漱石「道草」より)
寝たきりでもなければ、多少体を動かさなくってはいけない。
個性って言うのは、人間の差異とどこが違うのか知らん。
自殺して了った人間というものはあったが、自殺しようと思っている人間とは自体意味をなさぬ。 (小林秀雄「Xへの手紙・私小説論」より)
抵抗を放棄することを学ぶためには、自分の希望し空想した何らかの世界や自分の考え出したような性質の完全さと、この世界を比較することはもはややめ、世界をあるがままにまかせ、世界を愛し喜んで帰属するためには、自分の罪を大いに必要とし、歓楽を必要…
めいめい目標をめざし、めいめい目標にとりつかれ、めいめい悩みながら。 (ヘッセ「シッダールタ」より)
世界はにがい味がした。人生は苦悩であった。 (ヘッセ「シッダールタ」より)
大人の誰も彼もが子供であったというのが不思議であった。