或る夜

ふと、何かあると自分自身を制御できなくなったり、思っていることを思わず口走ってしまったり、自転車に乗りながら電灯の下で無意識に目元を擦ったりしてしまう。
でも、もう自分というものについて客体化して捉え、過去の再投影で心を痛めたりもしてしまうのもいい加減にしたい。
私は、一人だけど、矛盾はしている。