Ralph's New Blues ―若さとか、或いは短いスカートについて―

駅のホームで鳥肌を作りながら中央線を待っている女子高校生が一人。若い以前に人間である一人。そこで私は目をそらしながら、ある種の背徳感を感じながら、考える。
人間であることを許容しない若さというものについて、また、凡そ若いといわれる私について。